物事を客観的に見ることの大切さについて話します。
物事を見るときには大きく二通りの見方があります。
1.主観的な見方。
2.客観的な見方。
1.主観的な見方とは【自分の好みなど、自分だけが感じるものの見方。 自分の意見が他人の意見と同じとは限らない場合を表す言葉】
☆主観的な見方を簡単に言えば、自分目線の自分から見る自分自身の見方。(単体)
2.客観的な見方とは【調査データなどが存在したり数値で測れるため、誰もが納得できるものの見方で、自分の意見と他人の意見はほぼ一致します】
☆客観的な見方を簡単に言えば、自分だけでなく様々な周りからの見方。(複数)
私は、主観的な見方をする方が多いと思います。
なぜなら人はみんな自分中心で自分を一番大切にして生きているからです。
ですから【自分の好みなど、自分だけが感じるものの見方】をあたりまえにするのです。
そのことを理解したうえで私は客観的な見方が大切だと思っています。
なぜなら、客観的な見方ができないと様々な問題にぶち当たってしまうことがあるからです。
私の経験談をお話します。
1つの道に二つの矢印が書かれており、人と人とがぶつからないように歩きやすいように矢印が書かれています。
矢印通りに歩けば人と人とがぶつからないようになっているので、もちろん私は矢印通りに歩いていると、奥から矢印に従わず歩いて来るAさんがいます。
また私との距離が近づいても移動する気配がありません。私はイラっとしました。
主観的に考え、どう考えても相手が悪く間違っているのです。ですが私は客観的な考えをし自分が移動しました。
どのような客観的な考えをしたかと言うと
①Aさんは矢印に従うことができないほど何らかの原因で追い込まれていたのかもしれない。
②Aさんは障がいのある方なのかもしれない。
③矢印の見方、認識を間違えいていたのかもしれない。
④何か大事な考え事をしていたのかもしれない。
といった考え方をしました。
実際はどうなのか、真実はわかりません。
ですが客観的な見方、考え方をしたことで後味は悪くなく自分の中ですっきりしました。
ですが主観的な見方、考え方しかできなければ喧嘩やトラブルになる可能性があります。また、怒りをぶつけて①②③などの理由が当てはまった際には、自分が悪者になったり罪悪感を感じることになってしまう恐れがあります。
これはあくまで私の体験談(一つの例)であり私自身の見解ですが様々な物事でもこのようなことが起こると思います。
ですから怒りっぽい方やストレスがたまりやすい方などは客観的な見方をすることで
良い方向に変われるのではないでしょうか?
簡単に結論を言うと1つの見方や考え方(主観的)だけではなく複数の見方(客観的)や考え方をし他人にも自分にも優しくノーストレスで愉快に生きていきましょう。